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History

 

慶応4年7月15日(1868年9月1日)大阪が開港場になると欧米人たちは2週間後の居留地競売に殺到した。川口居留地は26区画、7746,5坪であり、他の居留地と比べて最も小さなものであった。1週間前に競売になった神戸居留地が3回に分けて完売したことからもわかるように、外国商人たちは大阪に期待したのである。

しかし、居留地のすぐそばに川口波止場が設置されたが、大阪湾の河口から遠く、しかも大きな外国船は停泊できなかった。すなわち港としては非常に不備であることがわかった。外国商人たちは早々と見切りをつけて神戸に移っていった。

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川口居留地研究会事務局
〒594-1152  大阪府和泉市まなび野1-1 桃山学院史料室内
Telephone : ​0725-92-7014

FAX : 0725-54-3294

 

E-mail archives@andrew.ac.jp (学院史料室)

    

◆このサイトに掲載の画像および文章は桃山学院史料室のご協力を得て作成しています。

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